1978年の出来事[]
- 現行のミニフィグが初めて登場する。以前のレゴランド人形と比べると顔がプリントされたほか、腕・手・脚が可動になったため様々なアクションを楽しむことができる。現在の胴体は多種多彩なプリントが特徴であるが、登場当時はステッカーを貼るものが多かった。
- レゴランドシリーズが街シリーズ、お城シリーズ、宇宙シリーズに分かれる。1989年に南海の勇者シリーズが誕生するまで、11年間にわたって3テーマ構成が続く。
- ホビーセットシリーズが終了する。ただし同様のコンセプトを持つモデルチームシリーズが1986年に誕生し、その後2000年からクリエイターエキスパートシリーズに引き継がれ現在に至る。
1978年に公開されたレゴ®製品[]
基本セット[]
補助セットのみの発売である。
- 745 基礎板(緑)32x32
- 970 ライトブロック
街シリーズ[]
ミニフィグの登場に合わせて多数のセットが発売されたが、まだ移行期にありミニフィグを乗せられない車両や航空機も多い。基本的に建物など大きめのセットは300番台、車両など小さめのセットは600番台が割り当てられている。
- 300 ロードプレート(T字路)
- 301 ロードプレート(カーブ)
- 302 ロードプレート(直線)
- 374/590 消防署
- 376 庭のある家
- 377 シェルサービスステーション
- 575 コーストガード本部 - 369(1976年)のアメリカ版。人形がミニフィグに改良された
- 600 パトロールカー
- 601 給油ポンプ
- 602 消防指令車
- 603 オートバイ
- 604 シェルサービスカー
- 605 道路清掃員
- 606 救急車
- 620 消防トラック
- 621 パトロールカー
- 622 ダンプカー
- 623 ドクターカー
- 625 ショベルローダー
- 626 レスキューヘリコプター
- 628 ポリスヘリコプター - 618(1977年)のアメリカ版。内容は同一
- 640 消防トレーラー
- 641 掘削車
- 642 レッカー車と乗用車
- 643 トラック
- 644 ポリスモービルパトロール
- 670 クレーン車
- 671 タンクローリー
- 672 消防車
- 673 ラリーカーとバイク
- 674 フォークリフトとトラック
- 1555 スターリング航空複葉機
- 1589 メインストリート
- 1610 マーチンエアセスナ
- 1611 マーチンエアDC-9
- 1620 チョコレートファクトリー
お城シリーズ[]
大型セット1つのみの発売であるが、レゴの世界に初めてのお城が誕生した。小型セットは翌1979年に登場する。
宇宙シリーズ[]
翌1979年から本格展開される宇宙シリーズは、宇宙開発人気に沸くアメリカで先行して本年に数セットが発売された。
- 462 移動ロケット発射台 - 897(1979年)のアメリカ版先行発売。内容は同一
- 483 ロケット発射基地 - 920(1979年)のアメリカ版先行発売。内容は同一
- 487 宇宙輸送機 - 924(1979年)のアメリカ版先行発売。内容は同一
- 493 指令センター - 926(1979年)のアメリカ版先行発売。内容は同一
鉄道セット[]
街シリーズに準じて人形がミニフィグに更新された。初代の青色レールシリーズとしては本年が最後のリリースとなる。
船セット[]
- 316/775 消防艇
- 709 ポリスボート - 314(1976年)のアメリカ版。人形がミニフィグに改良された
テクニック[]
テクニックとしては2年目になり、前年に多数の製品が発売されたこともあり新製品は少なめである。
- 854/948 ゴーカート
- 855/955 クレーン車
- 872 ギアボックス
- 952 トラクター - 851(1977年)のアメリカ版
- 954 ヘリコプター - 852(1977年)のアメリカ版
- 956 カーシャシー - 853(1977年)のアメリカ版
- 960 パワーパック - 870(1977年)のアメリカ版
- 961 パーツパック - 871(1977年)のアメリカ版
ホビーセット[]
ホビーセットとして最大の398 USSコンステレーションを本年のフラッグシップセットとして発売し、幕を閉じた。傑作として語り継がれ、後に復刻されることになる。
- 398 USSコンステレーション