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マクータ / Makuta(がん)()メーカー・レゴ(しゃ)(つく)るストーリーライン・バイオニクル登場(とうじょう)する()(くう)種族(しゅぞく)である。

概要(がいよう)[]

マクータはバイオニクルのストーリー(うえ)()(ほん)(てき)には敵役(かたきやく)である。また、強大(きょうだい)攻撃力(こうげきりょく)()(さい)能力(のうりょく)()つため、「(きょう)(てき)」として(えが)かれることが(おお)い。ミザリックス・クリカ・イカラックス・ミュートラン・スピリアー・コジョル()(がい)のメンバーは(ぜん)(いん)、トーア・ファントカとトーア・ミスティカと交戦中(こうせんちゅう)にテリダックスによって殺害(さつがい)されている。ミザリックスはボタ・マグナで生存(せいぞん)しており、クリカとイカラックスはヴァンプラーによって異空間(いくうかん)()ばされ()(ぼう)、ミュートランは落雷(らくらい)()たれて絶命(ぜつめい)、スピリアーはミザリックスに()()まれて()(ぼう)、コジョルははるか(むかし)にオーダー・オブ・マタヌイによって殺害(さつがい)されている。テリダックスも最終的(さいしゅうてき)にマタ・ヌイとの決戦(けっせん)(やぶ)()(ぼう)した。

能力(のうりょく)[]

マクータ(ぞく)は42種類(しゅるい)のクラータの能力(のうりょく)(ほか)、テレパシーや変身能力(へんしんのうりょく)など多彩(たさい)能力(のうりょく)()つ。しかし、媒体(ばいたい)によっては表現(ひょうげん)(ちが)ったりその能力(のうりょく)使(つか)わなかったりするため、その能力(のうりょく)がどれほどの種類(しゅるい)があるのかは不明(ふめい)であり、また非常(ひじょう)曖昧(あいまい)である。

ブラザーフッド・オブ・マクータ[]

元来(がんらい)はマトランを(まも)り、ラヒを創造(そうぞう)して世界(せかい)(ゆた)かにすることを使命(しめい)とする組織(そしき)であった。しかし、テリダックスを筆頭(ひっとう)としてマタ・ヌイに反乱(はんらん)、アータッカよりアボーキーを(ぬす)()した(のち)(アボーキーはトーア・ハガー の活躍(かつやく)により奪還(だっかん)される)、マタ・ヌイを封印(ふういん)することに成功(せいこう)する。

しかし、トーア・マーリの活躍(かつやく)によりマタ・ヌイの(いのち)(すく)われた(しかしまだ(ねむ)ったままである)ため、今度(こんど)こそ本当(ほんとう)にマタ・ヌイを殺害(さつがい)すべく活動(かつどう)(はじ)めている。

首領(しゅりょう)[]

テリダックス(マクータ) / Teridax
詳細(しょうさい)は「8593 マクータ」を参照(さんしょう)
(こえ)-郷里(きょうり)大輔(だいすけ)[1]
  • カノイ相手(あいて)恐怖(きょうふ)(いか)りを()()ける、(やみ)のグレートカノイ「クラーカン
(げん)ブラザーフッド の首領(しゅりょう)
以前(いぜん)は「マタ・ヌイの(おとうと)」と()ばれるほどの(はたら)きをしていたが[2](おのれ)支配(しはい)(よく)(おさ)えきれずにマタ・ヌイに反乱(はんらん)し、ミザリックスを(たお)してブラザーフッドの首領(しゅりょう)となる。
メトロ・ヌイのツラガであるデューム()()まし、メトロ・ヌイを支配(しはい)したこともある。
(かれ)が「マクータ」と種族(しゅぞく)(めい)()ばれるのは、(なん)らかの理由(りゆう)でテリダックスと()名前(なまえ)封印(ふういん)しているからと()われている[3]
アルティメットデューム / Ultimate Dume
マクータがニヴォーク、ニディーキ、クレッカを吸収(きゅうしゅう)一体化(いったいか)した姿(すがた)背中(せなか)からニヴォークの(つばさ)()えている。
一度(いちど)は トーア・メトロによって封印(ふういん)されるが復活(ふっかつ)
ミセリックス / Miserix
詳細(しょうさい)は「マクータ・ミセリックス」を参照(さんしょう)
  • カノイ:突然変異(とつぜんへんい)のグレートカノイ
ブラザーフッドの元首(げんしゅ)(りょう)
用心深(ようじんぶか)性格(せいかく)(あか)巨大(きょだい)なドラゴン のようなラヒの姿(すがた)変身(へんしん)することを(この)んでいる。
かつてはテリダックス自身(じしん)副官(ふくかん)として(ふか)信頼(しんらい)していたが、()反逆(はんぎゃく)によりブラザーフッドのリーダーの()()()とされ、それ以降(いこう)(いか)りの(あま)りマトラン・ユニバース の崩壊(ほうかい)をも()にせず()そうとするほどに(かれ)(にく)んでいる。(うら)()りの(さい)にテリダックスから処刑(しょけい)するように(めい)じられたクリカとスピリアー の慈悲(じひ)により処刑(しょけい)(まぬか)れるも、メトロ・ヌイより(はる)南方(なんぽう)にあるアーティダックスという火山(かざん)(しま)幽閉(ゆうへい)されていた。
ブルタカ(ひき)いる救助(きゅうじょ)チームが(あらわ)れた(さい)にはスピリアーに(たい)する(いか)りを(つゆ)にし、自身(じしん)()()殺害(さつがい)する。
テリダックス捜索(そうさく)のためマタ・ヌイの(こころ)(おもむ)いた(きわ)はトーアハガーを(たす)けたあとテリダックスと再開(さいかい)。だが、()強化(きょうか)された(ちから)によって彼自身(かれじしん)がそうであったと(しん)じこませるほどに強力(きょうりょく)な、絵画(かいが)変化(へんか)させられる幻想(げんそう)にかけられてしまうが、のちに()たトレンクロム の(ちから)により(もと)(もど)される。
その()テリダックスに宇宙(うちゅう)()ばされるも、その()宿(やど)ったオルマックの(ちから)使(つか)ったヴェゾンに救出(きゅうしゅつ)され惑星(わくせい)ボタ・マグナへ()()った。
  • 名前(なまえ)語源(ごげん)は、<ミザリ/misery:不幸(ふこう)、みじめ>から。

メンバー[]

イカラックス / Icarax
詳細(しょうさい)は「8953 マクータ・イカラックス」を参照(さんしょう)
  • カノイ:クラーカン
ブラザーフッドの幹部(かんぶ)
その実力(じつりょく)(きわ)めて(たか)くこと()(うえ)のNo.2。
(ひそ)かにブラザーフッドを支配(しはい)しようと(たくら)野心(やしん)(いえ)であるが、その素振(そぶ)りを(おもて)()すことはまずない。
(かれ)現在(げんざい)クラーカン を()()けているのは、タカヌーバ との(たたか)いの()、テリダックスからマンガイアに(のこ)されたクラーカンの回収(かいしゅう)、および保管(ほかん)(めい)ぜられているからである。
ミュートラン / Mutran
詳細(しょうさい)は「8952 ミュートランとヴィカン」を参照(さんしょう)
  • カノイ:シェイレック
キーロックスと(なら)ぶブラザーフッドの生物学者(せいぶつがくしゃ)
(かれ)もまた生物(せいぶつ)兵器(へいき)研究(けんきゅう)をしているが、物理的(ぶつりてき)改造(かいぞう)ではなく突然変異(とつぜんへんい)(もち)いた生物(せいぶつ)兵器(へいき)開発(かいはつ)をしているため、仲間(なかま)からはマッドサイエンティストと()ばれている。
トーア(たち)との交戦中(こうせんちゅう)突然(とつぜん)落雷(らくらい)によって(かれ)(いのち)()とすことになった。
  • 名前(なまえ)語源(ごげん)は<ミュータント/mutant:変種(へんしゅ)と、トランスレイション/translation:変形(へんけい)>から。
トライダックス / Tridax
  • カノイ:時空(じくう)のグレートカノイ「オルマック
(ほか)のマクータ(たち)が カーダ・ヌイ制圧(せいあつ)(おこな)っている(かん)、マクータ(たち)本拠地(ほんきょち)であるデストラルをコントロールしている。
ただし、それは(かれ)普段(ふだん)()()けているカノイではない。
(かれ)はオルマックを使(つか)い、(さま)々な別世界(べっせかい)からタカヌーバを(あつ)め、シャドウリーチを使(つか)ってシャドウ・タカヌーバにしてしまった。
その シャドウ・タカヌーバ(たち)部隊(ぶたい)編成(へんせい)し、世界(せかい)鎮圧(ちんあつ)しようと()んでいる。
コジョル / Kojol
  • カノイ:不明(ふめい)
(かれ)はかつて(そら)(うみ)のラヒを研究(けんきゅう)していた。
(かれ)はヴィソラック、エグゾ・トーア、ラクシ から()部隊(ぶたい)使(つか)ってアータッカからライト・マスク であるアボーキーを(ぬす)みだした。(かれ)はその(のち)、オーダー・オブ・マタヌイ によって(ころ)された。

カーダ・ヌイ制圧(せいあつ)()(たい)[]

アントローズ / Antroz
詳細は「8691 アントローズ」を参照
  • カノイ:無機物を腐敗させるグレートカノイ「ジュトリン
カーダ・ヌイ制圧部隊のリーダー。
不正や卑怯な戦法を嫌う誇り高き戦士で、自らの特殊能力を使わず肉弾戦を好む。
ヴァンプラー、キーロックスを率いて、トーア・ファントカと対決した。
ヴァンプラー / Vamprah
詳細は「8692 ヴァンプラー」を参照
  • カノイ:相手の力やポジティブな感情をも奪う、吸収のグレートカノイ「アヴザ
非常に陰険な性格をしており、仲間も用がない限りはまず彼には近づこうとはしない。
敵を執拗なまでに追尾したり、捕まえた敵を嬲り殺しにしたりと、彼にとっては戦闘ではただの「狩り」でしかない。また、彼は雑音を嫌うため、意志疎通は殆どテレパシーで行う。
ゴーラストと同じくテリダックスへの忠誠心は高いようで、彼に反逆したクリカとイカラックスを異空間に吹っ飛ばした。
  • 名前の語源は<ヴァンパイア/vampire:吸血鬼>から。
キーロックス / Chirox
詳細は「8693 キーロックス」を参照
  • カノイ:麻痺のグレートカノイ「シェイレック
ブラザーフッド最高の科学者の一人。
ラヒを改造し兵器化する研究をしていて、彼の改造ラヒはきわめて強力である。優秀な頭脳を生かした卑劣な戦法を得意とし、無策で挑めば瞬く間にあの世行きである。
ミュートランとは親友ではあるが、彼の作る生命体の知能が極めて低いためにそれを嫌っている。
クリカ / Krika
詳細は「8694 クリカ」を参照
  • カノイ:反射のグレートカノイ「クラスト
かなりの現実主義者だが、多少ニヒルな面も持ち合わせており、テリダックスの反逆の際、最後までミザリックス側についていた過去を持つ。
その後はテリダックスの計画を内側から潰す為に暗躍する。
ゴーラスト / Gorast
詳細は「8695 ゴーラスト」を参照
  • カノイ:相手のエレメンタルパワーの制御を奪うグレートカノイ「フェルナス
女性のマクータでテリダックスに妄信的に従う。
優れたカリスマ性の持ち主でテリダックスに反抗するものには容赦はしない。また、彼女の口の針でエネルギーを吸われた者はシャドウマトランになってしまう。
バイティル / Bitil
詳細は「8696 バイティル」を参照
  • カノイ:過去の自分を召喚するグレートカノイ「モーテラック
仲間からも恐れられる力の持ち主で、とある島の警備の名目で事実上の追放状態であった。その為、今回の作戦で手柄を上げ己の力を示すべくトーアを打ち倒すことに熱意を燃やす。
  • 名前の語源は<ビートル/beetle:甲虫>から。

その(ほか)[]

スピリアー / Spiriah
詳細は「マクータ・スピリアー」を参照
  • カノイ:ジュトリン
ブラザーフッドの元メンバー。過去に失敗を犯し、テリダックスの怒りを恐れてどこかに逃げてしまった。
仲間に見つかると殺されるという恐怖心から現在は身を潜めている。
クリカと共にミザリックスをアーティダックスに匿うが、ブルタカの部隊と共にやってきた際、怒りをあらわにしたミザリックスに取り込まれ死亡した。

脚注(きゃくちゅう)[]

  1. BIONICLE -マスク・オブ・ライト- ザ・ムービー』より
  2. 血の繋がりなどはない。
  3. マトラン・ユニバースのほとんどの(もの)がテリダックスの(めい)()らず、「マクータ」や「メトロ・ヌイのマクータ」と()んでいた。
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